Q.死後の事務の委任契約とはどんなものですか?

A.亡くなった後に支援を受けるしくみです。
成年後見制度は生存中に支援を受ける制度なのでお亡くなりになったと同時に後見人の仕事は終了します。もし周囲に死後のことを頼める方がいらっしゃらない場合、葬儀や埋葬の事務を委託し、その委託に係る事務について代理権を付与する委任契約です。

死後の事務の委任契約でできることの例
 葬儀.納骨
 各種費用の清算
 遺品等身辺整理
 死亡届等役所関係の手続き
 その他

※お子様がいない等身近に死後のことを頼める方がいらっしゃらない場合、任意後見制度の契約と同時に死後の事務委任契約を結んでおくことをお勧めします。
お元気なうちに任意代理契約.任意後見契約.死後の事務の委任契約.遺言を公正証書でセットにして契約しておくことで安心してあなたの希望する生活ができることになります。

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